子供の習い事で体操を選ぶメリットについて

子供の習い事として器械体操を選ぶメリットについて、どんなことがいいところなのかというところを考えてみたのでブログを書きました。

 

習い事にはたくさんの種類があり、習い事を習わせる親の共通する想いは、子供の成長に繋がることをさせてあげたいということじゃないでしょうか?

 

具体的に子供に習い事として体操を選んだ際、どのようなメリットがあるのかということについて解説していきたいと思います!

体操の習い事で期待できる3つの分野の成長について

身体能力の基礎作りと成長の手助け

身体能力の基礎作りと成長の手助け

1つ目の体操の習い事で得られるメリットはやはり、身体能力の基礎作りと成長の手助けという分野についてです。体操教室として外せない大前提は、生徒さん達の基礎運動能力を向上させ、身体能力の基盤を作ることにあります。

 

実際に体の成長よりもっと重要な要素はありますが、やっぱり体操教室を運営していく上では、器械体操の習い事で体がレベルアップすることを通し、他の分野の成長に繋がってほしいという願いがあるため、1つ目の分野には体の成長を挙げました。

 

では、身体能力の基礎作りと成長の手助けという分野について、それぞれ詳しく解説していきたいと思います!

 

 

1:運動神経回路の構築に関わるたくさんの運動ができる

運動神経回路の構築に関わるたくさんの運動ができる

一般的に2、3歳から10歳までの期間をゴールデンエイジといい、いわゆる運動神経が出来上がるのはこの期間に行った運動が運動能力を8割も9割も決定づける重要な時期だと言われています。

 

このゴールデンエイジ期間にどれだけ多くの全身運動を行ったかということが運動神経回路の構築に関わってくるため、後の運動能力の獲得に大きく関係してくるというのは有名なはなしです。

 

だからこそ全身運動として様々な動きがある体操が、様々な動きをして運動神経回路を活発にさせることに効率がよく、子供の習い事としてメリットが多いと考えられるため、最近は特に体操が習い事として人気がある大きな理由となっています。

 

 

2:柔らかくなるため怪我しにくい体になる

柔らかくなるため怪我しにくい体になる

体操の習い事では一般的に、ストレッチや柔軟がセットになってついてきます。

 

体の硬さについて、実際は個人差がかなり大きく、何もしなくてもそこそこ柔らかい子もいるのは事実ですし、性別上で女の子の方が男の子より体が柔らかい傾向にあるのは一般的です。

 

ですが、性別問わず普段から柔軟やストレッチトレーニングを継続してやっているのとやっていないのでは、体の硬さには大きな差が開き、将来的な柔軟性については大きな差が開くのは間違いありません。

 

今後、どんなスポーツをしていくに当たっても柔軟性がある体の方がなにかと有利であり、何よりも柔軟性の最大のメリットとして怪我をしにくい体ができあがります

 

スポーツと怪我については切っても切り離せない関係があり、怪我をしにくいということは実はとても重要な能力です。スポーツ以外でも怪我をしにくい柔軟性を持っていれば、普段の日常生活でも、歳をとっていく過程の中でもメリット多数なので柔軟性を獲得することは価値があります。

 

 

3:体の動かし方がうまくなる

体の動かし方がうまくなる

全身運動をする器械体操では、本当にたくさんの動きを経験することとなります。

 

今後、どんなスポーツをしていくにしても、幼少期のたくさんの動きを経験しておくことで、先述の運動神経回路の構築とかぶりますが、何もベースがないよりは体を動かすことがうまくできるようになっていくきっかけになっていると考えられます。

 

これは他のスポーツでもできますが、器械体操のようにマット運動、鉄棒、跳び箱、トランポリンなど、全身に偏りなく運動できることは体操ならではかと思います。

 

 

4:体幹アップで姿勢が良くなる傾向にある

体幹アップで姿勢が良くなる傾向にある

器械体操をやっている人は基本的に姿勢がいいです。

 

その理由は、全身運動のため全身の体幹がバランスよく上がっていく傾向にあり、普段からの姿勢も全身の体幹が向上したことで姿勢が良くなると言う事はけっこうきくはなしです。

 

姿勢がいいことは生きていく上で得なことは多いですよね。姿勢が悪いだけで同じことをやっていてもだらしなく見える人もいますし、何より良い姿勢はかっこいいし健康にもいいので嬉しいメリットの1つです。

 

 

5:自分の得意、不得意な運動に気が付く

自分の得意、不得意な運動に気が付く

鉄棒はすごい得意(腕を引く力がとても強い)だけど、逆立ちするのがちょっと苦手だったり、 得意な事、不得意な事が十人十色ですごくバラバラです。

 

お子さん自身が実際に体操を習っていく上で気づいていく部分に関してメリットはすごく大きいです。

 

考え方として、得意なことをもっと伸ばすという考えと、不得意なことを平均かそれ以上にするという2つの考え方ができると思いますが、自分の得意、不得意な運動や動き方が分かっていれば、今後の選択肢について自分の考えと照らし合わせて選ぶ基準になっていきます

 

 

 

社会性の成長

社会性の成長

幼稚園や保育園、小学校や中学校、そしてゆくゆくは社会に出たり、家庭をもっていったりします。

 

その全ての過程の中で人と関わらないと言う事は非常に難しいことです。生きていく上では家庭も含めると必ず、誰かかしら周りには人がいるため、小さいお子さんでも経験する社会性が日常にいくつもあります。

 

体操教室では複数の子供達が一緒に体操のレッスンを受けることが多いので、その点では他の子とどうしても関わりを持つことになります。

 

それぞれの人間関係を純粋に楽しんだり、うまくやろうとする経験については今後の人生経験でプラスな要素は多く、習い事で接する人間関係もまた、1つの小さな社会性の経験となります。

 

社会性の成長という分野では具体的にどんなメリットがあるかという部分について解説していきたいと思います。

 

 

1:コミュニケーション能力向上に期待できる

コミュニケーション能力向上に期待できる

習い事を通して子供達同士、それぞれコミュニケーションをとることになります。

 

学校や家庭と言う部分とは別の繋がりになってくるため、学校も全く違う、趣味も年齢も違うといった人達の集まりになるため、普段のクラスメートとはまたちょっと違った接し方になってくるでしょう。

 

どんな接し方をしたら友達になれるのか、どんな声かけをしたら話しやすくなるのかなどたくさん学ぶことがあります。

 

体操の習い事に限りませんが、結果的にそういう機会が多い、つまり経験の多さという形でコミュニケーション能力の向上が見込めるかと思います。

 

 

2:気をつけや並ぶ、話を聞くなどの礼儀やマナーが備わる

気をつけや並ぶ、話を聞くなどの礼儀やマナーが備わる

体操の習い事では、ルールを守ると言うことやマナーの習得の勉強もできます。

 

体操教室では順番を守ることや、しっかり話を聞いて次になんの課題にチャレンジするのか理解する必要があるためです。

 

基本的な礼儀やマナーのトレーニングも体操を習うという点では、体操のレッスン中は実際に実践していかなければいけないため、人の話を聞いて次にやるべきことを整理するなどの習慣が身についていく傾向にあります

 

 

3:子供達同士の関わりで社会性が身に付く

子供達同士の関わりで社会性が身に付く

習い事全般にいえますが、複数で学ぶ習い事については特に、子供達同士の交流があります。これは全然違う環境の子供達と出会うこととなり、子供自身にも良くも悪くも刺激になります。

 

出会う子供達が必ずしも自分と合う性格かも分かりませんし、嫌なこともあるかもしれません。反対に、それはとてもいい出会いで本当に出会えてよかったと感じることもあるでしょう。

 

自分の考え方や捉え方、そしてどう表現していけばいいのかというのも実際のコミュニケーションの中で学ぶことができ、いわば実戦を学校や日常以外で経験できるため、総合的に社会性スキルが身に付いていきます

 

 

 

精神面(メンタル)の成長

精神面(メンタル)の成長

精神面、つまりメンタルの成長は人の成長で絶対に欠かすことができない超重要項目です。

 

挑戦することも、結果を受け止めることも、何を選択するか、どう行動していくかも、どんなメンタル面を持ち合わせているのかで良くも悪くも全然違うものになります。

 

今後、人生レベルでたくさんの幸せを掴んでいくためには、安定し確立したメンタル面を持ち合わせることは絶対に必要な要素といえます。

 

体操教室は小さな挑戦の連続です。挑戦する過程から学び、できなかった結果から学び、努力でできるようになった価値や面白さなどたくさんのことを学ぶことができます。

 

たくさんの失敗や挫折、たくさんの成功や結果を経験できる場所です。

 

では、精神面(メンタル)の成長の分野では具体的にどんなメリットがあるかという部分について解説していきたいと思います。

 

 

1:挑戦する勇気が備わる

挑戦する勇気が備わる

何かに挑戦する際に、うまくできないかもしれないという思い、できなかったらどうしようという恐怖や、結果が怖いからチャレンジできないということがあります。

 

最も避けなければいけない大失敗は、失敗することでもうまくいかないことでもなく、挑戦しないことです。

 

なぜなら挑戦しなければ失敗することはありませんが、反対に絶対に成功することもないからです。

 

挑戦しなければ成功がないのであれば、どんどん挑戦していくしかありません。ですがそれはとても勇気がいることで、大人でもなかなかできないという人はたくさんいます。

 

体操教室では挑戦の連続なので、失敗は成功の過程にすぎないということに徐々に気がついていきます。

 

その結果として、挑戦することに対しての壁が低くなり、勇気を出す練習を日常的にレッスンの中で繰り返していけることに繋がっていくので、挑戦することができるようになっていきます。

 

 

2:結果を受け入れる勇気が備わる

結果を受け入れる勇気が備わる

挑戦には結果がつきもので、大きく分けて2通りの結果があり、【いい結果=成功】、【悪い結果=失敗】という2つの結果があります。

 

多くの人は【悪い結果=失敗】という結果に対する恐怖があります。ただやってみなくちゃ分からないことはたくさんあるのも現実です。

 

恐怖のあまり、挑戦という行動が鈍ってしまいそうになるでしょう。ですが、どんな結果でも受け入れるという覚悟に似た勇気が備わることで、問題なく挑戦し続けることができるようになります

 

体操教室ではできないかもしれないということにも、どんどん挑戦していきます。その時に挑戦するための行動に対して背中を押してくれるのが、この結果を受け止める勇気です。

 

 

3:成功体験の蓄積が失敗の恐怖で動けない自分ではなく、成功の価値のため挑戦できる自己を作る

成功体験の蓄積が失敗の恐怖で動けない自分ではなく、成功の価値のため挑戦できる自己を作る

人は成功体験の積み重ねこそが、次の困難な壁に対して挑戦しようという気持ちを引き起こす原動力となります。

 

挑戦できる人は多かれ少なかれ成功してきた人です。いわゆる成功体験を積み重ねてきた人です。

 

成功体験を積み重ねた人はたくさん失敗してきた人であり、たくさん挑戦してきた人です。つまり、挑戦できる人は今までどんどん挑戦してきた人ということになります。

 

挑戦するから結果として成功体験が増えていきます。そして成功体験が増えることで成功することへの価値に気がつくため、失敗を恐れて動けない自分ではなく、成功するために挑戦できる自分が作れるようになります

 

 

4:チャレンジ精神が身に付く

チャレンジ精神が身に付く

成功体験があるからこそ、失敗してもどんどん立ち上がって挑戦し続けられるようになっていきます。

 

失敗で悔しい気持ちや出来ないと弱気な気持ちよりも、成功させたい、成功できると信じる気持ちが成功体験の積み重ねでできあがっていくのです。

 

最初できなかったものも信じて挑戦し続けるため、結果として最後にはできるようになります。ですが、挑戦できないとできるようにはなりません。

 

大事なのは最初にできる、できないの能力の差ではなくて、できないものをできるようにしたいと挑戦し続ける行動にこそ大きな価値があると自分自身が気がつくのです。

 

なので、結局色々な成功にはチャレンジするかどうかの精神的な部分が鍵を握っています。チャレンジ精神が身に付く自己の獲得は、今後の色々な物事を成功させていくことにつながるのです。

 

 

5:思考や行動がポジティブになる

思考や行動がポジティブになる

成功体験を積み重ねていると自信が備わるため、ポジティブになる傾向があります。

 

特に目標に対してのポジティブさは成功体験の積み重ねが大きく関わってきます。

 

物事の考え方や捉え方から結果を意識できるようになった子供はそれが習慣化され、普段からポジティブな思考や行動になり、そのこと自体に価値を感じるようになっていきます。

 

 

 

まとめ

体操という習い事をするメリットについて、体の成長の分野、社会性の獲得の分野、精神面(メンタル)の成長という3つの分野について解説しました。

 

体操の習い事をするメリットはこのように、たくさんのメリットがあります。

 

冒頭でもおはなししましたが、習い事の目的はやはりお子さんの成長という部分は間違いないものです。

 

体操教室では基礎運動能力の向上に伴って、他の要素にもたくさんの成長や得るものがある習い事という結論になります。

 

長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

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